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飼育のポイント(爬虫類)

はじめに

●日本では、爬虫類はCM や広告の影響などによる大なり小なりのブームで人気が上がり、一時的に飼育頭数が増えるという現象が繰り返されています。しかし、爬虫類・両生類ともに外気温動物であるため、手間のかかる飼育ならびに環境整備への初期投資が必要となります。さらに、爬虫類・両生類の中には比較的寿命が長く、エサや光熱費といったランニングコストがかかる種類もいます。また、幼体の頃は手のひらに乗るほど小さいサイズでも、成長すると抱えることができないくらいに大きくなる種類もいます。

トカゲとカメ 
●本サイトでは、数多い爬虫類の中でも本邦で人気の高い種類を取り上げ、カメ目のカメ、有鱗目トカゲ亜目のトカゲならびにヘビ亜目のヘビ、特異的なグループであるカメレオンの4つに分けて、その種類の特徴と飼育について解説を行います。

カメ

●カメは甲羅をもつユニークな爬虫類で、本邦でも昔から親しみがあり、河川や池でよくみかけます。
●生息環境による分類として、ウミガメなどの水棲のカメ、河川や池に棲む半水棲のカメ、水に入らない陸棲のカメに分けられます。
●本邦には完全陸生のカメ(リクガメ)はいません。リクガメの飼育はマニアに限らず憧れにもなっています。特に陸生のカメは性格が温和で、甲羅から顔を出してエサを食べる仕草に癒されます。

半水生ガメ
●ペットとして人気のあるカメの種類は、半水生のニホンイシガメ、クサガメ、ミシシッピアカミミガメ、陸生のギリシャリクガメ、ヘルマンリクガメ、ヨツユビリクガメ、ホシガメです。

トカゲ

●トカゲは種類によって生態ならびに身体構造が多様で、飼育方法もそれぞれ異なります。
コモドドラゴン
●日本で飼育されるポピュラーな種類は、草食性・昼行性の大型種であるグリーンイグアナ、雑食性・昼行性の中型種であるフトアゴヒゲトカゲ、動物食・夜行性の小型種であるヒョウモントカゲモドキです。

フトアゴヒゲトカゲ

カメレオン

●一般的にカメレオンからは、体色が劇的に変化し、目が左右独立して動く、長い舌を伸ばして獲物を捕るなどのイメージが連想されます。
左右に薄く扁平な体幹や、巻いた尾、木の枝をしっかりつかめる指などといった他の爬虫類とは異なる特徴から、爬虫類の中の独立したグループとして認識されていますが、分類上はトカゲの仲間で、有鱗目トカゲ亜目イグアナ下目カメレオン科に属しています。主にアフリカ大陸とマダガスカル島に80 種以上が分布しますが、地中海沿岸から中近東にかけても数種が分布しています。
エボシカメレオン
●カメレオンはきれいな体色をしており非常に魅力のある動物で、飼育に挑戦する人が後を絶たないです。
●多くは飼い始めてすぐに原因不明で死んでしまうため、飼育が難しいとされていました。
●一昔前に3本の角をもつジャクソンカメレオンが日本でも流行しましたが、飼育法が確立されていなかったため、短命で終わることが多かったです。
●近年は飼育に関する情報も豊富になり、飼育環境に順応しやすくて丈夫なエボシカメレオンとパンサーカメレオンの繁殖 個体が大量に流通し、その結果、長寿のカメレオンも増えてきています。
●カメレオンの体色は環境や精神状態、体調によって変化しますが、一般的にオスはメスよりも色彩が派手で大きくなり、角やカスク(冠突起)が発達しているため人気が高いです。
●ロゼッタヒメカメレオンのみがワシントン条約附属書Ⅰ掲載種で、他はすべて附属書Ⅱ掲載種です。
●本サイトではジャクソンカメレオン、エボシカメレオン、パンサーカメレオンについて解説します。

ヘビ

●ヘビは、つかみどころがなくて長いという負のイメージが先行し、身体が細長く、手足を欠く特徴的な外貌が人に嫌われる原因です。
●近年は珍しいペットとして人気が高まり、飼育が容易であることも奏して、飼育頭数が増えています。
●ペットとして主に流通し、飼育される種類は、美しい容貌のナミヘビ科、大蛇であるボア科やニシキヘビ科の小型~中型種(ボア・ニシキヘビ類と称する)で、これらの種類は無毒で、マウスを常食とし、性格が温和です。

●ヘビはその美しさに魅力があり、様々な体色や模様のバリエーションも品種として固定され、コレクション的に飼育されることが多いです。
●日本では、コブラ科、クサリヘビ科、ナミヘビ科とボア科、ニシキヘビ科の一部が動物愛護法によって特定動物に指定されているため、これに該当するヘビの飼育には地方自治体の許可が必要になります。
●本サイトでは飼育しやすいナミヘビ科のコーンスネーク、アオダイショウ、カリフォルニアキングスネーク、ミルクスネークについて解説します。これらのヘビは無毒であり、飼育に許可は不要です。

 

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