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【ウサギが突然食べなくて動かなくなったんですけど・・・毛球症緊急処置】

ウサギが食べない理由は沢山ありますが、キーワードは『突然』と『動かない』の2つです。

状況確認

①少しずつ食欲が落ちていませんでしたか?
②好物だけ食べませんか?
③まったく何も食べないのですか?

ウサギ

①少しずつ食欲が落ちていたならば、もっと早くに対応するべきでしたね。

不正咬合胃のうっ滞・毛球症肝不全腎不全などの内臓の病気など色々な病気が考えられますので、この場では鑑別できません。

→急病でなく、前からの病気であった可能性が高いです(ウサギは病気を隠します!)

②好物だけ食べるようであれば、牧草?ペレット?野菜?おやつ?の何を食べていますか?糞や尿は出ていますか?

不正咬合であれば牧草を食べられません。牧草を食べているようであれば不正咬合は除外できます。少しは食べているならば、食べたエサの量くらい糞は出ているはずです。エサを通常の半分食べているようであれば、糞の数が半分あるいは糞の大きさが半分だと思います。また、軟便や下痢になっていないかの確認も大切です。尿が出ているか、その量や色も確認してください。

→それなりに食べており、糞や尿も出ているならば、少しだけ安心です。翌日以降に可能な限り早めに動物病院で診察をうけましょう。

ウサギ

③まったく何も食べていないのであれば、それは急性の胃のうっ滞・毛球症、腸閉塞などが疑えます。

●素人が手当てをする病気ではありません。すぐに病院に連れていって下さい!とにかく、すぐにウサギに詳しい獣医師に診せて下さい!胃のうっ滞・毛球症性胃拡張腸閉塞突然に症状がみられます。そして、腹痛やショック状態がみられるとウサギはぐったりして動かなくなります。

→早急に動物病院で診察をしてもらうべきです。

●ウサギは腹痛があると、目を細めて辛そうな顔になり、ひどくなると地面にお腹をつけて動かなくなります。お腹あたりがピクピク動かし、歯ぎしりもみられます。お腹を触わると張っています。ショック状態になると、反応が鈍くなり、耳などを触ると冷たいです。ウサギが横になってしまうと、それは末期症状かもしれません。
ウサギ腹痛

→ウサギを詳しく診てくれる動物病院でなく、詳しく診てくれる獣医師を探しておかなければなりません!その病態の判断が間違うと急死します。

→緊急事態にも差がありますので、一概に治療や処置の内容は言えません。

→夜間診療をしている動物病院まで1時間以上かかる・・・翌日に近隣の動物病院で診てもらう・・・ウサギ専門獣医師でない・・・すべてを満たすことは難しく、最初的な判断は飼い主次第になります!

→夜中や休診日での対応を、主治医の獣医師と相談して起きましょう。獣医師も24時間対応できませんので、無理は言わないてくださいね。

→Dr.ツルのエキゾチックペットクリックでは、LINE@で、対応させて頂いています。エキゾチックペットクリックのホームページからLINE登録してください(返信遅くなったらごめんなさい)。

以下の項目を獣医師に伝えてください

□食欲は0%?50%?
□糞の状態は?
□尿の状態は?
□目を細めていないか?
□お腹を地面につけていないか?
□お腹あたりがピクピクしていないか?
□歯ぎしりしていないか?
□お腹が張っていないか?
□体が冷たくないか?

ストレスウサギ

対応

できることはごくわずかですが、最低限の対応を解説します。下記の方法を行い、ウサギの状態が悪化しても、当方は責任を負えませんのでご了承下さい。

その1

●無理にエサを与えないでください。口にお水をスポイトなどで与えてみてください。自ら飲むようであれば、少量にとどめてください。ペット用の電解質飲料があれば、水よりもよいです。ウサギ専用生菌剤・電解質・ブドウ糖配合のバイオラピスがお勧めです(エキゾチックペットとバニーファミリー横浜でのみ販売予定)★現時点で購入希望者はDr.ツルにFacebookで連絡ください。

バイオラピス

その2

●体温が極端に低い場合は、大至急保温をして下さい。ホカロンや湯たんぽを体の周りに置いたり、ペット用のヒーターの上にのせたり、エアコンで室温を上げたりなどの対策をしてください。数十分毎にウサギを触って体温が上がってきているかを確認して、火傷や体温が高くなり過ぎていないか確認してください。ウサギは低体温になるとショック状態から回復しない特徴があります。

その3

●腹痛に関しては、お腹を軽くさすってあげてください。強く押したり、無理なマッサージは不要です。
●お腹に手を当てるだけでも、温かくなり、胃腸の動きがよくなるかもしれません。

その4

●少しづつウサギが動き出してくるようであれば、よくなっている可能性がありますが、完全に安心はできません。
●残念ながら、ウサギが横たわってしまい、呼吸が早くなっていると、ほぼ助からない可能性が高いです。この状態では、車での移動にも耐えられないでしょう。

最後に

胃のうっ滞・毛球症急性胃拡張腸閉塞にせよ、軽度のものから重度のものもあります。
●突然、状態が悪化するものもいれば、少しづつ悪くなるものもあります。治るのも、翌日にはケロッとして復活するものもいれば、突然死することもあります。もちろん、数日~数週間かけて治ることもあります。病状や進行が一定でなく、予測できないため、怖い病気と思ってください。
●病気の程度だけでなく、ウサギの年齢や体力も生死を左右しますので、一概にはいえません。
●もしも、復活しても、念のために動物病院で診察は受けて、獣医師の診断や治療にしたがってください。

診察を希望であれば、エキゾチックペットクリニックまで、救急であることを伝えた上で、ご予約をおとりください