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マイクロチップ

マイクロチップによる個体識別

●マイクロチップを挿入するべき動物あるいは法的に義務化されている動物種は以下のようです。
●犬や猫などの飼い主は、動物が自分の所有であることを明らかにするために、マイクロチップの装着を推奨されています。エキゾチックアニマルでも、フェレットやウサギ、プレーリードッグやジリス、カメやグリーンイグアナ、サルなどの迷子予防のために装着が勧められています。迷子以外にも、災害発生時や身元を即座に確認するために便利です。改ざんや番号の消去・変更は不可能なため、動物の盗難防止と確実な身元証明にもなります。不慮の事故等で保護収容された時、飼い主さんを探すのにも役立ちます。

いわゆる迷子対策、震災で離れ離れにならないようにしたいですね

動物の愛護及び管理に関する法律(動物愛護管理法)による特定動物

人の生命、身体又は財産に害を加えるおそれがある動物を規制しています。代表的な種類は・・・

カミツキガメ

ボアコンストリクター

全てのドクトカゲ

全てのワニ

外来生物法による特定外来生物

国内在来の生物を補食したり、生態系に害を及ぼす可能性がある生物を規制しています。代表的な種類は・・・

ハナガメ(交雑種含む)

種の保存法による国際希少野生動植物種

国内の絶滅の恐れのある野生生物を規制しています。代表的な種類は・・・

スローロリス

ピグミースローロリス

インドホシガメ

マイクロチップとは

製品

動物の個体識別を目的とした電子標識器具です。Drツルが使用しているマイクロチップはトローバン社(アメリカ) の製品に になります。直径2.2mm、長さ11mmの大きさで、最新電子技術で回路を極小化、アンテナ部分を最大化し、読取精度が高いのが特徴です。マイクロチップは、特殊ガラスで円筒形のカプセルに封入されています。生体適合性ガラスを使用しているため親和性に優れています。変更が不可能な15桁の個体識別番号が記録され、専用の読み取り器(リーダー)で確認ができます。電池交換が不必要で、故障もないので、半永久的に使用できます。動物の種類や体格などにより、埋め込み部位が異なります。近年は小型の動物のために、ミニという製品も新発売になりました。

エキゾチックペットクリニックではマイクロチップミニを使用しています!

安全性と動物への影響

IC(電子回路)とコンデンサ、電磁コイルは、生体適合性ガラスで完全にシールされています。さらにマイクロチップが体内で移動しないように、ポリプロピレン製の移動防止キャップで覆っています。約30年程度の耐用性があると言われています。多くの臨床試験が行われ、安全性は世界的に証明されています。マイクロチップは、犬や猫で多くの実績がありますが、これまでに腫瘍や発癌性などの異物反応は報告されていません。

番号

SO規格準槻のマイクロチップの識別情報は、数字のみで合計15桁(ISO規格以外のものはアルファベットと数字の組み合わせのものもあります、また桁数も10桁とか12桁のものあります)で書き込まれています。マイクロチップのこれらの番号はそれぞれ、世界で唯一の認識番号で、各々の会社の工場の製造工程の段階で書き込まれるため書き換えは不可能です。

国別コード:最初の3桁で、日本の場合は392です。
会社コード:メーカーを示すコードは2桁です。富士平工業(データマース社製)=10 共立商会(アビッド社製 )=30 大日本住友製薬(デジタルエンジェル社製)=80
動物種コード:2桁です。伴侶動物(ペット)=14
個体識別コード:残りの8桁です。
※サージミヤワキ(トローバン社製)の場合のみ上記のルールとは異なり、会社コード968、以下12桁が個体識別コードになります。

認識番号の例
会社名 国別コード 動物種コード 会社コード 個体識別コード
デジタルエンジェル社製 392 14 80 ********
データマース社製 392 14 10 ********
アビッド社製 392 14 30 ********
トローバン社製 968 *******************

挿入

専用の埋め込みインジェクターを使用します。形状は各メーカーにより異なりますが、マイクロチップはあらかじめ針内に装填されています(針の太さは12ゲージ前後)。皮下注射のように皮下に埋め込みます。動物種毎に埋め込む部位が国際的に定められています。 注入するのに保定ができない危険動物や、小さい動物では麻酔処置が必要になる場合があります。なお、犬は生後2週齢、猫は生後4週齢頃から埋込みができるといわれています。
カミツキガメ
  
ビルマホシガメ
        
スローロリス
  

登録

マイクロチップの番号と飼い主の名前、住所、連絡先などのデータを、飼い主が、動物ID普及推進会議のデータベースに登録します。特定動物(危険な動物)や特定外来生物を飼う場合には、別途、特定動物の場合は自宅の都道府県または政令市に、特定外来生物の場合は近くの地方環境事務所にマイクロチップの番号などを報告する必要があります。