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床敷(爬虫類・両生類)

床敷

何を敷くのがベストなの?

●ケージの床敷の材質は各動物の生息環境を考えて選択されるべきです。しかし、飼い主側からは掃除のしやすさ、ケージの美観なども考える要因となります。
●床敷はケージ内の温度や湿度にも過大な影響を及ぼし、動物が熱帯雨林などの多湿地域に生息しているのか、あるいは砂漠などの乾燥地域に生息しているのかなども考えなければならないです。
●地中に潜る動物では、床敷を深く敷いて潜れる環境を作ってあげましょう。

土砂系・植物系・人工物系の3つ

●床敷は素材別に、土砂系、植物系、人工物系に分けられます。動物の生態を考えてし、簡単に掃除ができて、かつ衛生管理ができるもものがよいです。もちろん、床敷の素材が動物を傷つけたり、素材を口にしても問題がない物にしてください。

土砂系

●土砂系は乾燥系と湿潤系に分けられます。

●細かい乾燥した砂などは砂漠などに生息するヤモリやトカゲに適しており、生息地をイメージさせ美観もすぐれています。
フトアゴヒゲトカゲ砂
●「ナミブサンド」は、アフリカ大陸南西部に位置するナミブ砂漠にて取れた天然の砂漠砂です。きれいな赤色を帯びた砂は、乾燥地のテラリウムに適しています。
砂
●ハムスターの砂浴用の砂や鳥用の焼砂なども使用できます。
●カルシウムを豊富に含む天然岩石を床敷に使用した商品もあります。

黒土

●園芸用の黒土などは湿っており、適度な湿度を保つことが必要な両生類や、また穴を掘る習性があるトカゲやカメなどにも向いています。

バーミキュライト

●バ-ミキュライトという鉱物も使用される。本来、バーミキュライトライトは土壌改良用の土として農業や園芸に使われ、多孔質で非常に軽く、通気性ならびに通水性に優れています。爬虫類の卵を孵化させる際に、一定の湿度を保つために使用され、水ゴケなどと一緒にまぜて使われいます。

赤玉土

●赤玉土も水に浸して使用すると湿度を保てるし、動物に合わせて玉土の大きさを選ぶこともできます。

水底石

●水生や半水生の動物の場合、水場の床砂に小石、川砂、大磯砂、南石砂、硅砂などを入れることがあり、アクアリウムやアクアテラリウムとして美観的に優れています。しかし、エサの食べかすや排泄物が床砂に溜まり、微生物が繁殖しやすくなるので、頻繁な掃除が必要とされるので、あまりおすすめできません。大きな石を飲み込むことで、消化管閉塞が起こることもあります。
床石 アカハライモリ床石

セラミックサンド

●セラミックサンドと呼ばれるセラミックを焼いて作った砂も流通しており、消臭や有毒物質も吸着するといわれ、湿度調整にも優れています。セラミックサンドは強く潰すと砕けるように作られ、動物が食べても砕けて排泄しや易くなっています。
セラミックサンド

両生類用ソイル

●両生類用ソイル(土壌)あるいはフロッグソイルと呼ばれる床敷は、微粉末状の土壌を粒状に固めたもので、一般的に両生類の床敷に使われいます。この土砂の粒は多孔性で、排泄物の汚れを吸着する作用がああります。この粒にアンモニアを吸着する目的で活性炭をまぜた製品もあり排泄物(特にアンモニア)により汚染されての自家中毒を防ぐために有用です。
ツノガエルフロッグソイル 両生類用ソイル

植物系

●植物系は植物を原料とした材料です。園芸用のピートモス(写真7)、ヤシガラ土(パームマット)、水ゴケは保湿性に優れ、特に両生類に適しています。

ピートモス

●ピートモスは水苔が堆積したものが地中で炭化したものです。保湿性に優れていますが、中に長い繊維が混在している場合があるため、エサを一緒に食べるのを注意してください。

ヤシガラ土

●ヤシガラ土は園芸用として圧縮されて販売され、水で戻すと膨張してから床敷として使います。触感も土壌のようにベタベタ手に付かず扱いやすいですし、排泄物もあまり臭わないです。
ヤシガラ土  ヤシガラ土 ヤシガラ土

水ゴケ

●水ゴケも優れた保湿性を持ち、特に多水性の両性類に適しており、乾燥した水ゴケを水で戻して使用します。両生類では陸場に生きたコケを敷くことにより、湿気を持たした陸場になり、アクアリウムやテラリウムでは美観的に優れています。
水ゴケ 水ゴケ

その他

●他にもウッドチップ(おが屑)、コーンチップ(トウモロコシの茎を粉砕したもの)、ウッドサンド(木の砂)、バークチップ、乾草なども使用されます。

ウッドチップ

ウッドチップ

パークチップ

パークチップ

デザートサンド

●クルミの殻を細かく砕いて細かい砂のようにした床敷です。天然の砂と異なり、とても軽くて吸水性が高く、エサと共に飲み込んでしまっても、体内で分解されたり、排泄します。また、燃えるゴミとして廃棄できるのが便利です。
デザートブレンド

人工物系

●人工物系は、新聞紙やキッチンペータオルなどの紙ならびに紙製のチップなどで、汚れたら容易に廃棄できるため便宜性に優れ、安価です。

新聞紙・ペットシーツ

●ナミヘビなど床敷に対しそれほど要求の強くない種類では、衛生的で管理の容易な新聞紙やペットシーツなどを使用します。紙ならびに紙製のチップは、そのまま廃棄できる手軽さがありますが、美観が優れず、かつ汚れやすくて湿りやすいです。
新聞紙床敷 ペットシーツ

人工芝

●人工芝や室内/室外用カーペットは美観的に優れ、定期的に洗ったり、干したりすれば何回も使用できますが、交換用に数枚用意しておく必要があります。

人工芝

●人工物系の床敷は餌と間違えて食べてしまうような個体では注意してください。