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必ず読んでね!サルの飼育の心がまえ

 2018/11/06 サル この記事は約 4 分で読めます。

サルの飼育をする前に

●サルは約200種の色々な種類が存在します。知能が低いものから、知能指数が高いものまで、動物学的な差は極めて大きいです。また、体重が100g以下のネズミキツネザルから、100kg以上のゴリラまでといった大きさの幅があります。
●分類学的に、人も含む類人猿、真猿類、原猿類に分けら、類人猿と真猿類は高等な霊長類ですが、原猿類は下等で原始的なサルです。さらに、真猿類は広鼻類と狭鼻類に分類されます。広鼻類は鼻梁が横に広がっており、中南米に生息しているため、新世界ザルとも呼ばれています。狭鼻類は鼻梁が広鼻類と比較して狭く、アジアとアフリカ大陸に生息しており、旧世界ザルとも呼ばれています。

サル目(霊長目) 原猿類 ・スローロリス
・ピグミースローロリスなど
真猿類 旧世界ザル ・二ホンザル
・カニクイザルなど
新世界ザル ・リスザル
・コモンマーモセット
・オマキザルなど
類人猿 ・ゴリラ
・ヒト
・チンパンジーなど

 

●サルの中には人に危害を与える恐れがあるため、法令で定められている特定動物に指定されている種類がいます。動物園にいるようなゴリラやオランウータンはもちろんのこと、チンパンジーや小柄なサルの中にもに指定されている種類がいます。特定動物のサルを飼う場合には、許可を受けなければなりませんので、注意してください。

ニホンザル

あなたのサルは特定動物?

●サルの海外からの輸入は禁止地域が設けられています。海外では日本にはないエボラ出血熱やマールブルグ病がサルから人に感染した地域があり、これらの病気が日本に侵入しないようにするためです。反対に輸入可能な地域は、アメリカ、中国、インドネシア、フィリピン、ベトナム、スリナム、ガイアナ、カンボジアで、これ以外の地域から日本にサルを輸入できません。そして、実験動物や動物園での展示用に限りサルを日本に輸入することができますが、ペットのサルは禁止されています。輸入したサルは検疫を受けてから、日本の各地に持ち込まれます。
●サル全種類が、絶滅の恐れのある動物としてワシントン条約により、輸出入の規制対象となっており、また、ニホンザルに近いマカカ属というサルは、日本で野生化すると生態系が崩れるために、外来生物法により輸入の規制対象となっています。

サルの飼育は法的な規制が多いです

●サルの飼育は、しつけが難しくて噛みつくことで意思表示を示すこと、人との共通する感染症(人獣共通感染症:ズーノーシス)があること等多くの問題があります。その覚悟で飼育をしてください。

サルの飼育の心得を肝に銘じてください

●噛むことは、サルの怒りや興奮の表現で、噛むことで自分の身を守ります。集団で生活するサルは、乳幼仔の時に集団の中で自制心が確立されます。つまり、野生では群れの中でルールを自然に身につけて覚えるものです。しかし、ペットでは自分をリーダーであると思い込んだり、人へ噛みつく力の加減を知らなかったり、あるいはストレスによる狂暴化などが人への攻撃へと繋がるのです。咬みつくこと以外にも、引っかいて攻撃することもあります。何かに対して怒ったりもしますが、それとは別に発情中は噛む場合が多いです。噛む本当の理由はサルに聞いてください。

①噛みつく

●サルは人と同じ霊長類で、共通する感染症が犬や猫より多いです。エイズやエボラウィルスなどが猿から感染することが問題になりました。定期的に動物病院で健康状態をチェックすることは必要でしょう。逆に人から猿にうつる病気もあります。

②人にうつる感染症を持っているかもしれません

サルの感染症の自主検疫・定期検査をしましょう(検査項目はこちらまで)

●本邦で飼育されているペットのサルは、原猿類のスローロリスやピグミースローロリス、真猿類のコモンマーモセットやリスザルなどの限られた種類のみになります。

治療や自主検疫・定期検査を希望であれば、エキゾチックペットクリニックまで、ご予約をおとりください

(山形天童市、福島県いわき市、埼玉県さいたま市、静岡県裾野市、愛知県豊田市でも、エキゾチックペットクリニック獣医師による出張診察が可能です。詳細はホームページをご覧になってください)。

 

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