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鳥がペレットを食べてくれる方法

 2018/08/17 この記事は約 6 分で読めます。

エサは種子ですか?

●種子が主食だと、脚が弱くなる脚弱、羽やクチバシが変形したりする栄養性嘴羽毛形成不全低カルシウム血症などの病気になりやすくなります。長生きさせるためにも、総合栄養食であるペレットを与えるべきですが、なかなか難しいです。味?好み?鳥のわがまま?が原因でしょう。
●種子とペレットには、それぞれ長所と短所があります。正直、どちらが優れているということはありません。種子のほうがおいしくて嗜好性が高いですが、ペレットは食べ慣れていないことから、積極的には食べてくれません。
●しかし、栄養のバランスが崩れている種子を主食に食べていると病気になりやすく、普段からペレットを食べ慣らしておきたいのが正直なところです。

ペレットへの切り替えは難しい

●種子からペレットへの切り替えは、最初は食べないのがほとんどです。焦らないでください!鳥の主食をペレットにする方法は3つあります。

①3日3日(みっかみっか)法

②朝一ペレット

③ペレット粉ふりかけ

④お袋の味法

①3日3日(みっかみっか)法

●まずは3日かけて、種子を何グラム食べているか、料理用の秤で計測してください。

●次にエサ入れに3日分の種子を入れて、3日間はエサをつぎ足さないでください。結果的には鳥は3日で食べきるわけです。
●それを確認したら、2.5日分のエサを入れて(通常の5/6位のエサ)、最後の3日目の半日はエサがなくなるわけです。その半日にペレットのみを与えてみてください。
鳥給餌
→ペレットに見向きもせずに食べない場合
①あきらめて種子を与えてください。翌日から、再び3日間かけて同じことを繰り替してください。鳥との根気比べになります
②お腹が空いているようであれば、補助的に小松菜、チンゲンサイ、ニンジンなどの野菜を与えると、そちらをペレットの代わりに食べますので、餓死することもなく、減量にもなります。
→少し食べている場合
①少しでも食べている場合は、ペレットを何グラムを食べたのか確認してください。少しでも食べているようでしめたものです。
②次回の3日間の3日目は、全てのエサをペレットに変えてみてください。食べる量が増えているはずです。これで食べる量が増えているようであれば、ペレットの比率を少しづつ増やしていけばよいのです。

ちょっとずづ時間をかけて根くらべ?

注意
●一切ペレットを食べずに、衰弱したり、体重が減るようであれば、今まで与えていた量の種子を与えてください。
●病気の鳥や痩せている鳥には試さないでください。

②朝一ペレット

●鳥は朝になり、明るくなるとエサを食べる習性があります。前日の夜からは野菜と水だけにして、朝に明るくなったら、エサ容器にペレットだけを入れてみましょう。空腹なので食べる可能性があります。
●この方法で食べる鳥あれば、種子の代わりにペレットだけを入れる時間を増やし、少しづつ切り替えができるはずです。

空腹時が狙い時?

注意
●一切ペレットを食べずに、衰弱したり、体重が減るようであれば、今まで与えていた量の種子を与えてください。
●病気の鳥や痩せている鳥には試さないでください。

③ペレット粉ふりかけ

●少しでも、口にペレットを含んでもらうことを目的にするために、ペレットをすりつぶしたり、パウダー状にして、それを種子に振りかけます。それによって、種子を食べる際に、一緒にペレットの成分も口に入ります。
鳥ペレットふりかけ
●イースターのインコセレクションバイタルパウダーは粉状になっており、ペレット粉ふりかけに適したパウダーです。本製品は他のパウダーフードと異なる点は、栄養のバランスはもちろんのこと、乳酸菌と消化酵素が入っているので、最終的にサプリメント的な役割もします。

ちょっとでも食べてもらいましょうか?ちょっとではサプリメントじゃん~涙

④お袋の味法(ペレット挿し餌)
●この方法は、種子からペレットへの切り替える方法ではないのですが、ヒナの時からの挿し餌に、ふやかしたペレットを与え、ヒナが成長したら、ふやかす時間を短くして芯が残るくらいのペレットを与え、次第にふやかさなくてもペレットをそのまま食べてくれる方法です。まるで、お袋の味を体に教え込むような方法です。


●野生のヒナは、完全な流動食を食べているわけではありません。母鳥の吐き戻したエサを口に入れてもらっていますが、半流動的な粒エサが主になっています。まさにそれと同じ方法をとります。ペレットのふやかしは1分未満で、粒の形は残り、手でつぶれる位の程度のものを挿し餌で与えます。羽が生えそろってきたら、手でつぶしても型崩れしない程度にふやかしたペレット(お湯にさっとつけるくらい)を与えます。

●この時点で使用するペレットはヒナや成長期量の高カロリーのペットを使用してください。イースターのインコセレクションバイタルペレットは粗タンパク21.5%以上、粗脂肪7.0%以上、粗繊維5.0%以下、総エネルギー430kcal以上/100gという成分で、脂肪が高いために嗜好性に優れています。もちろん乳酸菌と消化酵素も配合されているので、ヒナや若鳥に適したペレットです。


●最終的には一人餌は乾燥したペレットこそ、エサと思い込むので、完璧に食べてくれます。

●成鳥になったら、カロリーや脂肪が少ないイースターのインコセレクショントータルペレットに切り替えていきます

100%上手くいくペレットを食べてくれる方法です

※番外編

●ペレットの味が苦手な場合、好きな果物を絞ってペレットに染み込ませたり、甘い成分が配合されているペレットを選ぶことで食べてくれる鳥がいます。
●甘い成分を常に摂取することで、肥満や糖尿病になりやすくなるので、せっかくペレットを主食にして、健康になってもらろうとする主旨に反します。

最後に

●種子を食べ続けていた鳥に対して、ペレットに切り替えるのは確かに難しいかもしれません。
●飼い主がペレットに切り替える方法を試行錯誤すれば、時間はかかりますが、食べてくれるようになる方法があるはずです。焦らず、じっくりと取り組みましょう。

長生きを目指すには、ぜひ鳥ドック(健康診断)を受けましょう!

健康診断を希望であれば、エキゾチックペットクリニックまで、ご予約をおとりください。

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