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種の保存法

絶滅のおそれのある野生動植物の種の保存に関する法律

●絶滅のおそれのある野生動植物の種の保存を図ることを目的とする日本の法律です。野生動植物保存法、種の保存法とも呼ばれています。

『野生動植物が、生態系の重要な構成要素であるだけでなく、自然環境の重要な一部として人間の豊かな生活に欠かすことのできないものであることにかんがみ、絶滅のおそれのある野生動植物の種の保存を図ることにより良好な自然環境を保全し、もって現在および将来の国民の健康で文化的な生活の確保に寄与することを目的とした。(第1条)』

絶滅のおそれのある野生動植物の種の国際取引に関する条約(ワシントン条約)は国際法であるため、基本的に国と国の間で行なわれる国際取引だけが規制されます。国際取引が原則として禁止された種の取り引きを国内で規制するのが種の保存法です。種の保存法では、国内に生息する保護すべき種を「国内希少野生動植物種」として指定します。トキ、ツシマヤマネコ、ヤンバルクイナなどです。また、ワシントン条約の対象種など国際的に協力して保護をすることとされている種を国際希少野生動植物種として指定しています。

●ワシントン条約は国際取引(輸出入)を規制するものですが、日本国内で人工繁殖した個体や、ワシントン条約の制定前からすでに飼育されていた個体などは、環境庁から登録票の交付を受ければ、譲渡し等(売る、買う、無償であげる、もらうなど)が可能です。

●種の保存法の対象となるのは、生きている個体だけではありません。はく製や標本、羽や毛皮などの部分、毛皮製品や装飾品など対象に含まれます。

●2017年の種の保存法の法改正では、登録の更新義務(5年以内)とマイクロチップの埋め込みなどを利用した、個体識別をするための措置を講じることが定められ、それを登録票に記載することも義務化されました。

具体的にマイクロチップを挿入しないといけない動物種は・・・